ポーランド中世美術案内

ポーランドの中世美術を研究する院生のメモです。2019/10~クラクフ留学中。Twitter@entieey

クラクフで籠城中です

某ウイルスのせいで、3/11に私の通う大学が閉鎖されました。

それを皮切りに(?)、ポーランドでも全教育機関や...他にも色々な場所が閉まりました。

外出は全くできないわけではありませんが、厳しい制限があります。

極力家にいなければなりません。

 

大学で授業は受けられませんが、オンラインで講義をしてくれたり、授業のデータを送ってくれたり、オンラインで提出できる課題を与えてくれたり、どの先生もできる限りの対応をしてくれています。

 

閉鎖中というのは休暇中ではありません。鈍ってしまうのが怖いので、家から出ないということ以外は通常通りにするよう心がけています。

いつも通りに起きて、再開に備えて授業の予習をしたり、送られてきたファイルを元に勉強したり、自分の研究したり。

ただお酒を飲む量は増えました^^ 飲まなきゃやってらんねー

研究のために留学しているので、図書館に行けないことが何よりも辛いです。

 

気が狂わないように、息抜きの時間もかなり作っています。

同じように日本からヨーロッパに留学している友人達とスカイプで近況報告をしあったり、趣味の本を読んだり、動画を見たり。

することもやりたいことも山の方にあるので、時間はいくらあっても足りないくらいですが、この先どうなっていくのか分からないのは大きなストレスです。

 

ちなみに、一時帰国は最初からほとんど選択肢にはありませんでした。

感染者数、人口密度、政府の対応、帰国ルート、帰国後の日本での生活を考えた上で、ポーランドから動かない方が安全度が高いと判断したからです。

 

この先も感染に気をつけつつ、落ち着いて籠城生活を送りたいと思います。

溜まっている記事をアップしたり、クラクフに来てから入手した本の紹介などをしていこうと思います。